直圧成型の
広範なニーズにお応えします。
直圧成型のための材料を自社生産し、直圧成型のための設備を整え、
直圧成型のための技術を蓄積してまいりました。
当社では、1967年(昭和42年)より、成型部門を発足させ、直圧成型一筋に邁進してまいりました。製品開発・設計から金型設計・製作、基材としての布チップや成型材料の生産、加工、品質管理までのあらゆる工程を、直圧成型(直圧成形)を前提とした一貫体制の一部門として稼働させております。大型品の成型や肉厚、偏肉成型が可能であるという従来からの直圧成型(直圧成形)の長所に加え、熟練の技や知識の活用と、専用機の導入により、精密で強固な成型品を生み出しています。直圧成型(直圧成形)のデメリットとも言える生産性の低さを、小ロット対応が可能であるというメリットとしてとらえ、誠実に確かな製造方法を貫いてまいりました。お客様のご要望に応じ、1個から受注しております。
直圧成型(直圧成形)というと、家族でこつこつと作業を行う家内工業が思い浮かぶかもしれません。そこには熟練の技とていねいな仕事ぶりがありました。
当社は、家内工業であった旧来な誠実さを継承しながら、大量注文にもお応えできる十分な容量の工場に、37~1,500tの直圧成型機を導入し、確かな品質を安定供給できる態勢を整えております。
技術者の育成にも注力し、熟練の技術が途切れることのないよう尽力しております。
1975年(昭和50年)、北極海から太平洋にかけて数百kmに渡るパイプラインを建設する、アラスカでの大規模なプロジェクトに参入。当社が生産したインシュレーターブッシュ(製品重量3.3kg×14万個)は、30数年が経過した現在もなお補給や返品の発生がなく、厳しい気候条件下での耐久性を立証しました。
1976年(昭和51年)フドー株式会社との共同開発により、マシニングセンター用ツールポット®の樹脂化に成功。工作機械の発展に大きく貢献するとともに、国内外の企業様より絶大なる信頼をたまわりました。
1990年(平成2年)、オーストラリア(ワイバンホー)の世界最大級を誇る水力発電所のタービン用軸受制作に関与。オイレス工業株式会社と共同で主軸軸受(製品重量50kgに分割=円径1,910mm)を担当。原材料から成型・加工までを一貫して手がけました。
2001年(平成13年)、東北新幹線のレール締結装置に使用する絶縁板を受注。130,000枚納品。その後2007年~2009年九州新幹線 62万枚を納品 北海道新幹線にも納品しております。
特に北陸新幹線は2011年~2015年 32万枚納品、別途レール転倒防止用絶縁板も納品しています。
2010年7月、1,500tプレス導入(写真参照下さい)同8月には、このプレスでオーストラリアtumut3水力発電所軸受け1基分を製造しオイレス工業(株)殿に納品。
お気軽にお問い合わせください。